あいさつ状のまめ知識

「孟冬(もうとう)の候」

11月中旬から12月の初旬に使える時候の挨拶です。
「孟」は「初め」という意味なので、「孟冬」は「冬のはじめ」という意味になります。
「猛」と文字が似ているため、「猛烈に寒い季節」と思われがちですが、
だんだんと冬に近づいている今の季節にぴったりの時候の挨拶です。

吉日とは?挨拶状で吉日を使う場合

吉日とは物事をするのに、「日取りのよい日」「めでたい日」「運のいい日」という意味です。
「よい日にこの文章を書きました」という意味で、縁起を担ぐためにお祝い事などの案内によく使われます。
また、作成日をはっきりさせずにあいまいにしたい場合も用いられるケースがあります。

 

書き方は、『令和〇年〇月吉日』というように月の後に日付の代わりに書きます。
吉日は必ず必要というものでもなく、単に『令和〇年〇月』と書いても失礼にはあたりません。

 

挨拶状で使われる例としましては
・結婚式の招待状
・出産のお知らせ
・還暦のお祝い
・地鎮祭案内
・上棟式案内
・創立記念日案内
・謝恩会や祝賀会の招待状
・暑中見舞いや寒中見舞い
などがあります。

 

一方、吉日が適さない例としましては
・法要案内
・お詫びの手紙
・金銭に関する文章
・報告書や契約に関する文章
などがあります。

また、注意が必要なのがお礼状にも吉日は適さないという点です。
(お礼を書いた日がいつだと分からないことが失礼にあたるとされることがあるためです。)
おめでたいことのお礼なので使ってしまいがちなので気を付けたいですね。

「たたえる」「称える」「讃える」の違い

誰かをほめる、賞賛する意味で使われる「たたえる」
漢字に変換すると「称える」と「讃える」の二種類がありどちらを使うべきか迷うことがあるかもしれません。
どちらも意味は同じなので文章でどちらを使っても問題ありません。
「称」の字は常用漢字に含まれていて、「讃」の字は常用漢字ではないという違いだけです。

しかし、実は「称」の文字に「たたえ」という読みはなく、表外読みとなります。
「称える」「讃える」を使っても間違いではありませんが、新聞や公的文章では「たたえる」が使用されます。
個人的な文章であえて漢字を使う場合もあるかと思いますが、公的な文章を書くときにはひらがなで「たたえる」と書くとよいかもしれませんね。

バナナペーパー

バナナペーパーは、今までは廃棄されるだけだったオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料として使用し、古紙または森林認証パルプを加えて作られた「フェアトレード」の紙です。

 

野生のシマウマ、キリン、ゾウが自由に歩くアフリカ南部にある国・ザンビアの村で繊維を取っています。この繊維を取るという仕事のおかげで、アフリカの女性たちに雇用が生まれ、子供たちが学校に行ったり、マラリアを予防するための蚊帳を買ったり、電気のない家にソーラーランプをつけたりすることができるようになりました。

 

環境に配慮し、アフリカの貧困層の村に雇用を生み出し、現地の人々の自立を支えるバナナペーパーを、「ワンプラネット・ペーパー®」と名付けました。ワンプラネット・ペーパー®は、あなたとアフリカの人たち、そこに暮らすいきもの、そして世界をつなげるエシカルペーパーなのです。

 

株式会社山櫻様HPより引用)

 

 

バナナペーパーは、通常の「木の紙」と比べ、たくさんの利点があります。

・貧困を減らす
・環境循環
・再生が早い(木の成長は10〜30年バナナの茎は1年以内)
・森を守る(木を切らなくてよい)
・絶滅危惧種をふくむ生物多様性を守る
・水不足や砂漠化を防ぐ
・省エネ、節水(木を使った紙と比べ、約半分の工程でできる)
・オーガニック(バナナペーパーの原料には化学物質が不要)

 

 

あいさつ状ONLINE STOREでもバナナペーパーを使った「単カード」「2つ折カード」「洋2封筒」を取り扱っております。

あいさつ状にバナナペーパーをご使用になりたい場合はお気軽にご相談下さい。

喪中ハガキとは-喪中ハガキはいつ誰に出す?

喪中とは近親者の死を追悼し、慶事を避けて喪に服する期間のことです。
喪中ハガキは、一年以内に近親者に不幸があった時に、毎年年賀状を出している相手にその旨を知らせるために出す挨拶状です。
正式名称は『年賀欠礼状』といいます。

 

■喪中ハガキを出すタイミング

一般的に相手が年賀状を準備するより前、10月末ごろから12月の初頭までに投函するようにます。
遅くとも年賀状受付開始日以前に相手に届くように出すのが礼儀です。
遅れてしまった場合は無理に出さずに、お正月を過ぎた1月5日以降に寒中見舞いの形でお知らせするとよいでしょう。

 

■喪中ハガキ用の切手

喪中ハガキ用切手喪中ハガキに貼る切手は普通の切手でも失礼には当たりませんが、郵便局では派手な色を使わない落ち着いた風合いの弔事用切手が用意されています。
なるべくこちらの切手を使うのがよいと思われます。

 

■喪中を出す相手

一般的には年賀状のやり取りがある方に出すことが多いです。友人、同僚、上司や故人がやり取りをしていた相手などに送ります。
プライベートでの接点がない仕事関係の担当者などには余計な気遣いをさせない意味で喪中を出さずに年賀状を送ることもあります。
親族には基本的に出さないことが多いです。
厳格な決まりがあるわけではないので、故人との関係や心情にあわせて決められてよいと思います。

 

■喪中となる親族の範囲

一般的に自分から見て二親等以内の親族が亡くなった場合に喪中となります。
夫・妻・父母・配偶者の父母・子供・祖父母・配偶者の祖父母・孫・兄弟・配偶者の兄弟・姉妹・配偶者の姉妹が二親等以内となります。
ただ、二親等以内でなくても同居していたり親しい間柄である方が亡くなった場合や心情的にお祝いする気持ちになれない時は喪中とする場合もあります。厳密な決まりがあるわけではないので、本人の気持ちで決められてよいと思います。

 

■喪中ハガキの内容

喪中ハガキは新年の挨拶を欠礼する旨と、誰がいつ亡くなられたか等のみを簡潔に書きます。
近況報告などを書くのはマナー違反となります。
近況報告などを伝いたい場合は別途寒中見舞いとして送るのがよいでしょう。

 

挨拶状を書いたら必ず読み返してチェックしましょう

挨拶状はお相手と自分を繋ぐ大切なものです。社名・お名前・役職・日時など間違いがないか必ずチェックしましょう。連絡事項に間違いがあると相手方にご迷惑をおかけすることになります。できれば複数人でチェックを行うことが望ましいです。

 

チェックポイント
・社名に間違いはないか(前株、後株なども確認)
・お名前に間違いはないか
・役職に間違いはないか
・挨拶状を出す時期と季語はあっているか
・場所、日時に間違いはないか
・住所に間違いはないか

事務所移転の案内状・挨拶状について

 事務所移転挨拶状は、事務所が移転した際に取引先やお客様に移転したことをお知らせするご案内のことです。
 事務所の移転は取引先にとって多くの作業をお願いすることになりますので、出来る限り早めに、遅くとも一ヶ月前にはお知らせするのがよいと思われます。
 取引先にお知らせする場合、先方の社長宛ての正式なものは、封筒に二つ折りカードを入れた形をお勧めします。
 代表者に正式な案内状を送り、その上で担当者宛へ通知を行う場合はハガキ等でもかまいません。

 

 書き方は、事務所移転のお知らせと一目で分かるように一番上に「事務所移転のお知らせ」を書きます。
 拝啓などの頭語、時候の挨拶を書き本文を書きます。
 本文では「○月○日より下記に移転いたします」と、必ず移転する日付を書きましょう。
 新しい事務所の立地や○○の近くなどと書くのもよいかもしれません。
 その後、今後のお付き合いについてお願いする文章をつけましょう。
 敬具などの結語で終わります。

 

 本文の後に新住所や電話番号・ファクス番号などを書きます。
 できれば新住所の地図も掲載するとよいと思います。

 

 最後の社名と代表者の氏名を書きます。

 

 事務所の移転は取引先に対する大切なお知らせです。
 丁寧な文章で早めに送るようにしましょう。 

転勤挨拶状とは

転勤挨拶状は、転勤が決まったことを伝える挨拶状です。

これまでお世話になった方々や取引先にお礼の気持ちを伝え、転勤先、新住所を知らせるために出すハガキです。

メールなどでも代用できますが、目上の方や取引先に対してはハガキで送るのがマナーです。

今後の抱負やこれまでと変わらぬお付き合いをお願いする文例が一般的です。

転勤ハガキは、なるべく転勤後1ヶ月以内には送るようにしましょう。

 

転勤挨拶状のご注文はコチラ

 

寒中見舞いとは

winter寒中見舞いとは、寒さの厳しい季節に相手を気遣うと同時にこちらの近況を伝える挨拶状です。

また、年賀状を出すのが遅れてしまった場合や喪中ハガキの代わりとして出すこともあります。

喪中と知らずに年賀状を送ってしまった相手にお詫びとしても利用されます。

文章は最初に寒中見舞いのご挨拶を書き、その次に自分の近況を知らせる文章やお礼・お詫びなどが入ります。次いで新年のご挨拶や相手の幸せをお祈りする言葉、最後に寒い時期なので体調を気遣う文章を添えます。

寒中見舞いを出す時期は、松の内(1月1日~1月7日)が明けてから2月4日辺りまでとなります。

暑中見舞いとは

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暑中見舞いとは、猛暑の季節に親しい人やお世話になった人の健康を気遣う挨拶状です。
元々はハガキではなく、直接訪ねてご挨拶をするものでした。
暑中見舞いの挨拶状は梅雨明けから立秋の間に送るものを指し、それ以降に送る場合は残暑見舞いとなります。
暑中見舞いとして送る場合は、8月8日までに相手に届くように投函しましょう。

暑中見舞いには日本郵便から暑中見舞い用のかもめーるが発売されており、年賀状と同じように抽選で景品が当たるようになっています。
涼しげなイラストの入ったかもめーるも用意されておりますので、是非ご活用ください。

暑い時期に出すハガキですから、涼しい感じのイラストや文章の挨拶状を作ると喜ばれると思います。

満中陰法要(四十九日法要)

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忌明けまでの法要には、お亡くなりになれれた日から7日目(葬儀当日に行うことが多いです。)の初七日(しょなのか)忌、14日目の二七日(ふたなのか)忌、21日目の三七日(みなのか)忌、28日目の四七日(よなのか)忌、35日目の五七日(いつなのか)忌、42日目の六七日(むなのか)忌、49日目の七七日(なななのか)忌があります。

○○日目とありますが、日程は僧侶の方とご相談して都合の良い日を決めることが多いです。四十九日の法要は遠方から来られる方にも配慮して休日に行うことが多くなっています。

49日目の七七日忌を満中陰と呼び、一般的には忌明けの日となります。
納骨もこの日に行われることが多いようです。

二七日から六七日までは身内だけで法要を行い、四十九日の法要は親戚やお世話になった方々をお招きし、精進落としとして宴席を行うことが多いです。

喪中ハガキ用の切手

 

喪中ハガキに貼る切手は普通の切手でも失礼には当たりませんが、郵便局では派手な色を使わない落ち着いた風合いの弔事用切手が用意されています。

弔事用63円普通切手 花文様

なるべくこちらの切手を使うのがよいと思われます。

喪中ハガキとは

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喪中はがきとは、一年以内に近親者に不幸があった時に、毎年年賀状を出している相手にその旨を知らせるために出す挨拶状です。
一般的に相手が年賀状を準備するより前、10月末ごろから12月の初頭までに投函するようにます。
遅くとも年賀状受付開始日以前に相手に届くように出すのが礼儀です。
遅れてしまった場合は無理に出さずに、お正月を過ぎた1月5日以降に寒中見舞いの形でお知らせするとよいでしょう。

時候の挨拶とは

時候の挨拶

時候の挨拶とは、挨拶状のはじめに書く季節を表す言葉を用いた文章です。
拝啓の後ろに付く「○○の候」や、「桜の花のたよりが聞かれる頃となりました」といった文章を指します。
暑い季節や寒い季節などは相手の健康を気遣う意味もあり、挨拶状には欠かせない表現です。
挨拶文に使える時候の語句は、二十四節気を目安に使い分けるのが一般的です。
各月ごとのよく使われる例文をご紹介いたしますので、挨拶文を作成される際のご参考にしてください。

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時候の挨拶 1月

01一月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

初春の候、新春の候、厳寒の候、厳冬の候、寒冷の候、大寒の節

(例文)
・喜びに満ちたお正月をお過ごしのことと存じます
・新年早々ではございますが
・年が明け まだ来ぬ春が待ち遠しく感じられます
・松の内も過ぎ 寒気ことのほか厳しく感じられます
・今年は例年にない寒さとのことで

一月は一年の始まり、フレッシュな気持ちやおめでたい雰囲気に満ちています。
初旬には新年を迎えた明るい気持ちを表すものが多く選ばれています。
また、松の内を過ぎると、寒さから相手の体調を気遣うようものや春を待つ気持ちを表す文章。


時候の挨拶 2月

02二月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

余寒の候、立春の候、春寒の候、向春の候、春浅の候

(例文)
・立春とは名ばかりでまだまだ寒い日が続いております
・余寒厳しい毎日が続いています
・立春を過ぎ、本格的な春の訪れが待たれる頃となりました。
・雪深い当地では、立春とはいえ真冬の寒さが続いています。
・寒さの中にも春の兆しが感じられるころとなり

二月は一年で最も寒い季節となりますので、寒という字がよく使われますね。
寒くて体調を崩しやすい季節ですから、文章の最後には相手の体を気遣う一文を添えるがよろしいかと思われます。


時候の挨拶 3月

03三月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

早春の候、春暖の候、浅春の候、春分の候、春色の候

(例文)
・寒さの中に春の気配を感じる頃となりました。
・桃の節句を過ぎ、今年の春は例年になく穏やかです。
・春分を過ぎ、桜の開花が待たれる頃となりました。
・ここのところ冬に戻ったような寒さで、
・春光うららかな季節となりました

三月は厳しかった寒い時期が終わり、徐々に暖かい春を感じる日の多くなる季節です。
春の暖かさ・桜の開花などを感じさせるご挨拶が喜ばれると思います。


時候の挨拶 4月

04四月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

陽春の候、桜花の候、春暖の候、惜春の候、春日の候

(例文)
・桜の花のたよりが聞かれる頃になりました。
・まだ朝夕は寒さがとれず、
・春眠暁を覚えずといいますが
・今年も燕が飛来する季節になりました。

四月は多くの企業や教育機関などにとって新しい年度となる月です。
温かい春の陽気や、桜の開花など、明るくフレッシュな文章にすると、印象の良い挨拶状が出来ると思います。


時候の挨拶 5月

05五月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

新緑の候、薫風の候、立夏の候、晩春の候、若葉の候、残春の候、軽暑の候、初夏の候

(例文)
・新緑の香りがすがすがしい季節になりました。
・新緑が目にしみる季節となりました。
・五月の空が気持ちよく晴れわたっています。
・風薫る季節となりました。
・木々の緑が目にまぶしい今日このごろ。
・すでに夏の気配すら感じられるこのごろ。

五月は青葉が繁り暖かく過ごしやすい季節です。
新緑のフレッシュな感じを時候の挨拶にすると爽やかな印象になると思います。

四月五月は、多くの人が転勤や引越など、新生活をスタートする時期です。
お世話になっている方々には、挨拶状を是非おくりましょう。


時候の挨拶 6月

06六月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

初夏の候、梅雨の候、入梅の候、青葉の候、向暑の候、薄暑の候、小夏の候

(例文)
・長雨に紫陽花の花も濡れています。
・梅雨だというのにいい天気が続き、
・長かった梅雨もあけ、初夏の風が爽やかな季節となりました。
・一日の長さがずいぶん長く感じられる頃になりました。
・山々の緑も、雨に打たれて色濃くなりました。
・梅雨明けの空がすがすがしい季節となりました。
・衣替えの季節となりました。

六月は梅雨に入り雨が続く季節です。
ジメジメした季節ではありますが、雨にぬれたアジサイや山々の緑の美しさを書いたり、
梅雨の合間に現れる晴天の爽やかな感じを文章にすると綺麗な文章になると思います。


時候の挨拶 7月

07七月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

盛夏の候、猛暑の候、大暑の候、炎暑の候、夏祭の候

(例文)
・連日厳しい暑さが続いています。
・海山が恋しい季節になりました。
・空の青さが真夏の到来を告げています。
・今年の暑さはことのほか厳しいように感じられ
・蝉の声が聞こえる季節となり

七月はジメジメした梅雨が明け、暑い夏がやってくる季節です。
猛暑が続き体調を崩す人も多い季節ですから、相手へのお見舞いを伝える文章や、夏は海や山へレジャーに行く楽しい季節でもありますので、明るく楽しい文章にするのもよいかもしれません。


時候の挨拶 8月

08八月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

残暑の候、秋暑の候、晩夏の候、立秋の候、新涼の候、初秋の候

(例文)
・秋まだ遠く、厳しい残暑が続いています。
・吹く風に、ゆく夏の気配を感じる頃となりました。
・晩夏のみぎり
・寝苦しい夜がつづいておりますが
・暑さもようやく峠を越したようで
・夏も終わりを告げようとしていますが

八月は夏から秋へと変わっていく季節です。
暑中見舞い状を出す場合は立秋(八月八日ごろ)までに送り、それ以降は残暑見舞いとして送ります。
前半は猛暑で体調を崩す人も多い季節ですから、相手への気遣いを文章にして送ります。
後半は猛暑が過ぎ徐々に涼しくなっていく初秋を感じさせるような文章もよいでしょう。


時候の挨拶 9月

09九月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

初秋の候、秋涼の候、涼風の候、秋分の候、秋桜の候、新涼の候、新秋の候

(例文)
・暑さ寒さも彼岸までと申しますが、
・秋桜が風に揺れ、朝夕はしのぎやすくなって参りました。
・朝の空気に爽秋の気配が感じられる頃となりました。
・朝夕はめっきりしのぎやすくなりました。
・田んぼの稲が金色に輝く季節となりました。

九月は暑い夏が終わり秋を感じさせる季節です。
涼しく、過ごしやすい季節になったことや、稲穂や秋桜など秋を感じさせる語句を使って文章を作ると良いかと思います。


時候の挨拶 10月

10十月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

秋冷の候、菊花の候、錦秋の候、紅葉の候、仲秋の候、秋麗の候、秋涼の候、清秋の候

(例文)
・菊の花が香る季節となりました。
・さわやかな秋晴れの日が続いております。
・スポーツの秋、味覚の秋となりました。
・いよいよ秋も深まって参りました。
・秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか。
・そろそろ紅葉が楽しめる季節となりました。

十月は涼しく、本格的な秋を感じさせる季節です。
紅葉や菊など秋の花や、味覚の秋・スポーツの秋など、秋らしい語句を入れると涼やかな文章になると思います。


時候の挨拶 11月

11十一月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

晩秋の候、向寒の候、落葉の候、深秋の候、季秋の候、寒気の候、菊花の候、深冷の候

(例文)
・朝晩はめっきり寒くなって参りました
・吐く息の白さに、秋の終わりを感じる頃となりました
・庭の紅葉も終わりを告げ、すぐ近くに冬の気配を感じる頃と…
・向寒のみぎり
・追々寒さに向かいますが
・初雪の便りも聞こえる今日このごろ
・吹く風に冬の到来を感じるこのごろ
・落ち葉が風に舞う季節となりました

十一月は秋から冬へと移る季節です。
地域によっては初雪がふっていることもあるかもしれません。
寒さが増していく季節ですが、皆様どうかお体には気をつけてください。


時候の挨拶 12月

12十二月に使える時候の挨拶のサンプルです。
挨拶状を出す際の参考にしてください。

初冬の候、師走の候、寒冷の候、寒気の候、冬至の候、歳末の候

(例文)
・初冬の侯、師走の候、寒冷の候、冬至の候、歳末の候
・歳末何かとご多端の折、
・師走に入り何かと多忙な日々が続いております。
・年の瀬の、寒さの身にしみる季節となりました。
・一年で最もあわただしい季節になりました。
・本格的な冬の到来を迎え、
・年末を迎え、なにかとお忙しいことと存じます。

十二月はその年を締めくくる月で、一般的には一年でもっとも忙しい月です。
平安時代から使われている『師走』という言葉はお坊さんが走り回るという意味があるそうです。
昔から年末は忙しいものだったのかもしれませんね。

 

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個人あての宛名の書き方

宛名の書き方 個人あての場合

 〇〇 〇〇様

のように、名前の後に「様」をつけます。

宛先がご夫婦の場合は

 〇〇 〇夫様
    〇子様

のように、奥様の苗字は省略し、二人とも名前の後ろに「様」をつけます。
奥様の名前の部分は、「奥様」や「御奥様」などでも構いません。
奥様以外のご家族の名前を書く時も同様に苗字は省略し、全員の名前の後ろに「様」を付けます。

家族全員に宛てたい場合は、

 〇〇 〇〇様
   ご家族様

のように、代表者のお名前と、「ご家族様」や「皆様」と書きます。

連名の中央に様を一つだけ付けた宛名も時々見かけますが、それぞれのお名前の後ろに「様」を付けるのがマナーです。

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