あいさつ状のまめ知識

事務所移転の案内状・挨拶状について

 事務所移転挨拶状は、事務所が移転した際に取引先やお客様に移転したことをお知らせするご案内のことです。
 事務所の移転は取引先にとって多くの作業をお願いすることになりますので、出来る限り早めに、遅くとも一ヶ月前にはお知らせするのがよいと思われます。
 取引先にお知らせする場合、先方の社長宛ての正式なものは、封筒に二つ折りカードを入れた形をお勧めします。
 代表者に正式な案内状を送り、その上で担当者宛へ通知を行う場合はハガキ等でもかまいません。

 

 書き方は、事務所移転のお知らせと一目で分かるように一番上に「事務所移転のお知らせ」を書きます。
 拝啓などの頭語、時候の挨拶を書き本文を書きます。
 本文では「○月○日より下記に移転いたします」と、必ず移転する日付を書きましょう。
 新しい事務所の立地や○○の近くなどと書くのもよいかもしれません。
 その後、今後のお付き合いについてお願いする文章をつけましょう。
 敬具などの結語で終わります。

 

 本文の後に新住所や電話番号・ファクス番号などを書きます。
 できれば新住所の地図も掲載するとよいと思います。

 

 最後の社名と代表者の氏名を書きます。

 

 事務所の移転は取引先に対する大切なお知らせです。
 丁寧な文章で早めに送るようにしましょう。