あいさつ状のまめ知識

吉日とは?挨拶状で吉日を使う場合

吉日とは物事をするのに、「日取りのよい日」「めでたい日」「運のいい日」という意味です。
「よい日にこの文章を書きました」という意味で、縁起を担ぐためにお祝い事などの案内によく使われます。
また、作成日をはっきりさせずにあいまいにしたい場合も用いられるケースがあります。

 

書き方は、『令和〇年〇月吉日』というように月の後に日付の代わりに書きます。
吉日は必ず必要というものでもなく、単に『令和〇年〇月』と書いても失礼にはあたりません。

 

挨拶状で使われる例としましては
・結婚式の招待状
・出産のお知らせ
・還暦のお祝い
・地鎮祭案内
・上棟式案内
・創立記念日案内
・謝恩会や祝賀会の招待状
・暑中見舞いや寒中見舞い
などがあります。

 

一方、吉日が適さない例としましては
・法要案内
・お詫びの手紙
・金銭に関する文章
・報告書や契約に関する文章
などがあります。

また、注意が必要なのがお礼状にも吉日は適さないという点です。
(お礼を書いた日がいつだと分からないことが失礼にあたるとされることがあるためです。)
おめでたいことのお礼なので使ってしまいがちなので気を付けたいですね。