仏事(法要)のまめ知識

一周忌

故人が亡くなってから一年後の祥月命日が「一周忌」にあたります。
家族や親族のほか、故人と縁の深かった友人や知人を招いて法要を営みます。
年忌法要は命日の当日におこなうのが理想ではありますが、実際には参列者の都合もありますので、最近は週末に行うことが多いです。
日程はご住職とも相談のうえ都合の良い日を決めますが、必ず命日より早い日におこなうのが慣例です。

 

一般的には、「●周忌」という呼び方は、「一周忌」にのみ使われます。
一周忌より後は、亡くなった年を「一回」として数えるため、二年目は「三回忌」となり、以降はすべて「●回忌」と数えます。
※宗派によっては「一回忌」や「三周忌」のような呼び方をされていることもあります。法要の日程などと併せて、菩提寺のご住職に確認されるとよいでしょう。